日本野外教育学会第13回大会は山梨県教育委員会の協賛のもと山梨大学甲府キャンパスを中心に開催いたします。
今回の学会テーマは「自然がもたらす教育力ついて考える」というものです。
一般的に、教育は人が人に教えるイメージがありますが、私たち人間は自然の一部にすぎませんので人が人を教え育てるには限界があります。しかし、人間が 長い歴史の中でずっと暮らしてきた自然は、人間の力の及ばない「大きな教育力」を持っています。その教育力利用して子どもたちを育てることは野外教育の大 切な役割だと考えられます。
本学会の基調講演では、亀井伸孝先生に、ご自身が手がけてこられた、アフリカの熱帯雨林に暮らす狩猟採集民の子どもたちの研究を通して「自然の中で暮らす 子どもたちの遊びから学ぶ」というテーマでお話いただきます。その他4つの学会企画のシンポジウムを予定しています。さらには自主企画のシンポジウムを募 集しています。若手学会員の皆さんもどしどし応募していただきたいと思います。本大会では、従来の口頭発表、ポスター発表に加えて、写真や映像を活用して 気軽にご報告いただく実践報告を加えました。たくさんのお申し込みをお待ちいたします。
一般に「学会」という名前があると堅いイメージがあり、参加しにくいとよくいわれます。この大会では、全国の学会員や関連する皆さんはもちろんのことで すが、山梨県の方々が少しでも興味を持ってくださり、会場に足を運んでくださるようにつとめたいと考えています。フルーツ王国山梨の6月は桃のシーズンが 始まります。たくさんの方々のご参加をお待ちいたします。
大会実行委員長 川村協平
『自然がもたらす教育力を考える』
2010年6月18日(金)〜20日(日)
プレイベント会場までの交通
甲斐ワイナリー(甲州市塩山下於) TEL:0553-32-2032
JR中央線、塩山駅下車、徒歩12分、タクシー1分
大会会場までの交通
山梨大学甲府キャンパス(甲府市武田4丁目4-23)
JR甲府駅より徒歩15分、バス・タクシー5分
甲府駅北口3番バス停乗り場より「武田神社または積翠寺」行き約5分、
「山梨大学」下車、甲府駅北口より武田通りを北上、徒歩約15分
大会会場までの交通
【東京方面から】 新宿駅→甲府駅
電車: JR 中央線特急「あずさ号」または「かいじ号」で最速83分
バス: 新宿駅西口高速バスターミナルより約130分
【関西方面から】 名古屋→甲府駅(甲府駅着)
電車: JR 中央線(塩尻駅経由)/塩尻駅で特急「しなの」から特急「あずさ」に乗り換え、最短181分
電車: 東海道新幹線、JR身延線(静岡駅経由)/静岡駅で「ひかり号」から特急「ふじかわ号」に乗り換え、
最短195分
バス: JR 名古屋駅前バスセンターより約240分
大会会場までの交通
【東京方面から】
中央自動車道: 永福IC〜甲府昭和ICで下りて、一般道を北東の方角に
国道20号線またはアルプス通り経由で約20分
【関西方面から】
東名高速: 名古屋IC〜小牧JCT〜中央自動車道:甲府昭和ICで下りて、一般道を北東の方角に
国道20号線または
アルプス通り経由で約20分
18:00〜20:30 | オープニングイベント「山梨の自然の恵みを味わう」 (山梨県甲州市:甲斐ワイナリー) |
08:00 | 受 付 |
09:00 | 開会式 |
09:30〜11:30 | 基調講演 「自然に生きる子どもたちの遊びから学ぶ」 講演者:亀井伸孝(大阪国際大学) |
11:30〜12:30 | 昼 食 |
12:30〜14:00 | 学会大会シンポジウム(テーマ別シンポジウム) 【予定テーマ:キーワード】 1.学校長期集団宿泊 2.国際交流 3.学校教員としての野外教育 4.環境教育 |
14:15〜16:00 | 自主企画シンポジウム※ |
16:30〜17:30 | 総 会 |
18:00〜20:00 | 懇親会 (大学学生食堂) |
08:00 | 受付 |
09:00〜12:00 | 研究発表(口頭発表・ポスター発表)・実践報告※ |
12:00〜13:00 | 昼食 |
13:00〜15:00 | 研究発表(口頭発表・ポスター発表) |
15:15 | 閉会式 |
※「自主企画シンポジウム」について
「自主企画シンポジウム」は、13回大会に参加する学会員や教員等自らが、テーマ、司会者、話題提供者、指定討論者などを設定して実施されるシンポジウムです。本大会では4題の自主企画シンポジウムを募集します。シンポジウムの企画を温めてきた学会員、若手研究者、大学院生、現職教員等の積極的な申し込みをお待ちしています。
申込多数の場合やテーマが重なった場合は、13回大会事務局で調整の上、4題のシンポジウムを決定させていただきます。申込者への決定の通知は4月上旬を予定しています。
※「実践報告」について
13回大会では、口頭発表、ポスター発表といったこれまでの発表形式に加え、「実践報告」を新たに設けます。
実践報告では、ポスター発表同様に、指定された範囲内の掲示板にて、ポスター、写真、モニター、プロジェクター等(各自準備)を活用して報告していただきます。